松本共助会報告(12・1・2月 ) 

〈報告:下山田誠子〉

12月例会報告 《クリスマス礼拝》

12月16日(月) 松本東教会 出席者11名

司会 西村忠彦さん

説教 「深い淵から」朴大信伝道師

詩編130編とマタイ福音書2章から

讃美歌94(久しく待ちにし)106(あら野のはてに)

東方の占星術の三人の博士たちが、星に導かれて嬰みどりご児イエスを訪ね、天に輝く星と地上に降りてきてくださったイエスとの出会い。それは私たちに〝立ち止まる場〟を示して下さっている。主のもとに立ってこそ私たちは真の人間になるという価値の転換を語ってくださった。ヘロデに従わず、邦の民に神の子を伝えるべく帰っていった学者たち、その末まつえい裔に私たちも生かされていることを思い感謝に溢れた。そしてまた、天に帰られた松本共助会の先達を思い、今年姿の見えない鈴木恵子さん、下山田裕彦さ

んの平安を願った。遠路伊那から馳せて下さった有賀芳子さん、ご体調を回復されての上條千代さんは力強い感謝を述べてくださった。学びも交わりも祈り交わすことにより深められることを味わうクリスマスでありました。

 

1月例会報告

1月28日(火) 松本中央公民館 出席者7名

テキスト『内村鑑三―悲しみの使徒―』若松英輔著 終章 宇宙の半ばまで 内村が霊性の問題を重く考えていたことが伺える。そして、当時日本が支配していた朝鮮からの有為の青年が内村から思想的信仰的影響を大きく受けていたことが記されている。咸ハム錫ソクホン憲や金教臣らが後々、今日までその信仰を伝えていることは日本的キリスト教という枠をはるかに越えている。久々の大雪の中での集まり、熱く語り合う時を持った。隣国・韓国の近現代史を学ばず、余りにも知らなかったとの声が多くあった

 

2月例会報告

 

2月12日(水) 松本中央図書館 出席者9名司会 谷口透さん

テキスト『内村鑑三―悲しみの使徒―』若松英輔著

六章 宇宙後半から終わりまで

内村の預言者的資質をカソリックの修道士ヨアキムと比している著者若松氏の思いを想像してみた。再臨は最も難しいと多くの人が語った。子息祐之が話す父の臨終の言葉の壮大さに圧倒される。再臨は内村の信仰の核でありゆるぎないものであったと思われる。一年に渡って皆で読み語ったことを感謝した。