開催報告:松本共助会例会報告(二月・三月)

2月  
2月7日(木) 
松本中央図書館 出席者6名  
司会 谷口透さん  
テキスト『内村鑑3―悲しみの使徒―』若松英輔著  
―入信と独立から信仰の迷いと破婚の苦しみを抱えて  米国への旅立ちまで―   
青年期の内村の苦悩、豊かな人間関係を通して道が開かれていくこ となどが短い文章から読み取れた。

3月
3月19日(火) 
松本中央図書館 出席者8名  
司会 柴野道夫さん  
テキスト『内村鑑三―悲しみの使徒―』若松英輔著  
米国エルウインジの知的障害児養護院での体験を驚きを持って学んだ。問題行動の少年を罰する代わりに夕食を抜くという行為を持って 自らを罰した。翌日この事実を知った少年が変わってゆき、ジャップか ら親友になったという記述。糾弾と処罰に代わるものについて考えさせ られるものがあった。
韓国のガンジーと呼ばれた内村の弟子ハム・ソク ホン(咸錫憲)への言及もあって興味深かった。

〈報告者:下山田誠子〉