開催報告:京都共助会報告(4月、5月) 〈報告者:片柳榮一〉

4月例会報告
4月例会はK・Sさんにお話いただきました。「天国の人権という時、私共の注意を要することは如何にとるにたらぬものでも人間の魂の貴さがあるというような点ではない。人の側の貴さではなく、資格なきものを1人前として扱い給う神の愛! 自由なる恩寵ということである。若し人の側について取り上げる点があるなら夕方の5時、既に1日の労働は終わろうとするとき、「ゆけ」とすすめられるままに、なお信じて従っていったその心、信仰の従順こそ、全く資格なきものをなお1人前のものとして取り扱われるというその1点であろう」。
出席者13名
                 
5月例会報告 
5月例会では5月26日(日)午後1時~2時半、北白川教会にて、Y・Wさんに「隠れた教会―信徒論に関連して」をお話いただきました。「併しかし私は昨今考えることは、所謂教会はこれを樹木にたとえると根に相当する部分といってもよい意味を持っているのではないか、根は人の目からは隠されて地の中に埋もれている。而もそれは樹木の命を支えている。そして人の目にとまるのはここに生命をくみとって咲き出る花、緑の葉、また果実である。同様に所謂教会を根として信徒各自がそこに生命の支えを受けてその各々のところで如何に信仰生活を生きるか、それこそ人の目に触れる花であり葉であり果実であると思う」。
出席者18名