無究花(むくげ)と桜(さくら)―真理は隣人によって証しされる  堀澤 六郎

私は小中学校時代を貧困と劣等感の中で過ごし、田舎の小さな工場に就職した。1年働いた後に奨学金を借りて工業 高専に学ぶ機会を与えられた。そこで良き師や、内村鑑三の『後世への最大遺物』に出会い、いかに生きるかを模索し ていた

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