内坂晃著『闇の勢力に抗して』〜 青山 章行
「出版さるべき時機が熟して遂に出版された」というのが正直な実感である。二月末に発刊され、私は座右において味読を重ねた。読回を重ねる毎に、現代の預言者から、この時代や日本社会全般への厳しい警鐘が打ち鳴らされている感をひしと
Read more「出版さるべき時機が熟して遂に出版された」というのが正直な実感である。二月末に発刊され、私は座右において味読を重ねた。読回を重ねる毎に、現代の預言者から、この時代や日本社会全般への厳しい警鐘が打ち鳴らされている感をひしと
Read more大塚野百合先生の『スザンナ・ウェスレーものがたり』がようやく出版されました。首を長くして刊行を待っておられた方もいるでしょう。評者もその一人。この2、3年、先生にお会いするたびにスザンナ・ウェスレーの素晴らしさをたっぷり
Read more高倉徳太郎(1885―1934年、明治18―昭和9年)は、 近世及び明治以降の日本のキリスト教界でおそらく初めて自覚的かつ自律的な福音主義神学を確立しようとした人です。しかし彼はまず何よりも牧師でした。僅か49年の生涯で
Read more最近のこと、文庫本2冊を手にする機会があった。 その2 冊とは、①別役実著『思いちがい辞典』(ちくま文庫、1999年)、 ②『ギッシング短編集』(岩波文庫、1997年)である。 意外 なほど興味深かったので、思わずひざを
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