【寄稿】ジャンケレヴィッチの怒りの底にあるもの―一つのレスポンスの試み 片柳 榮一

高橋哲哉さんが紹介された V・ジャンケレヴィッチの「われわれは許しを乞う言葉を聞いたか」は衝撃的でした。ナチスを生み出し、いままたその犯罪の時効をそのまま認めようとするドイツなどに対するジャンケレヴィッチの激しい糾弾は、

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