下村喜八著『苦悩への畏敬 — ラインホルト・シュナイダーと共に』山本精一

ナチス支配下のドイツにあって不屈の抵抗者であった詩人ラインホルト・シュナイダー。その作品に、著者は、留学先のドイツで初めて出会う。1989年の事である。その言葉に「身震いするような感動をおぼえた」著者は、以後、留学当初の

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